「クレジットカード現金化ってなんか怖い…」
怖いながらクレジットカード現金化に興味を持っているのではないでしょうか?
結論、クレジットカード現金化はできるかぎり使ってはいけない資金調達方法です。
クレジットカード現金化とは、カードのショッピング枠を使って現金を作ります。業者は、「安全だよ!」「合法だよ!」と甘い言葉で誘惑してきますが、それがまた逆に怖いですよね。
この記事では、クレジットカード現金化の怖さを知ってもらうために。実話や体験談をもとに解説していきます。
Contents
1:実録!クレジットカード現金化の怖い話
クレジットカード現金化は決して「安全」ではありません。
ここでは実際に合った、現金化にまつわる「怖い話」を3つ紹介します。
- 入金されなかった話
- 闇金メールの話
- クレカが使えなくなる話
早速見ていきましょう。
1-1:業者から現金の振込されなかった
生活できないレベルでお金に困っていたので、怖いながらクレジットカード現金化に手を出しました。ネットには10分でお金が振り込まれると書いてあったのですが、カード決済したあと全く連絡がつかなくなっています。
利用したのは20,000円なのですが、現金を手に入れれなかったあげく、残ったのはカード会社に対するクレカ料金の支払いだけです…
上記のように、カード決済後に連絡がつかなくなるという「詐欺被害」の話をたまに聞きます。業界が法律的にもグレーゾーンのため、詐欺も多くなっているのです。
1-2:闇金からのメールが届くようになった
会社経営で行き詰ってクレジットカード現金化業者を利用しました。その時は10万円の決済で7万5千円ほどの資金調達に成功したのですが、業者を利用した後闇金からメールが届くようになっています。クレジットカード現金化業者は闇金と繋がっているのでしょうか?怖くて夜も眠れません。
クレジットカード現金化業者の中には、元闇金業者もいると言われています。闇金が完全に違法な商売であるのに対して、クレジットカード現金化はグレーゾーンです。
よって、比較的安全なクレジットカード現金化という業界に、闇金が進出している可能性は大いにあります。
1-3:急にクレジットカードが使えなくなった
カードのキャッシング枠を使い切ってしまったため、クレジットカード現金化業者にお願いしました。10万円分利用しようとしたのですが、なぜか決済がおりませんでした。
業者との取引はキャンセルになりましたが、数日後にカード会社から電話がかかってきました。怖さと不安でいっぱいでしたが、内容は「不正な利用をしている可能性があったので確認」とのことです。
クレジットカード現金化を利用すると、カード会社から突然電話がかかってくることがあります。現金化目的でのカード利用は、カード会社の利用規約違反のため、このようなケースもたまにあるのです。
2:クレジットカード現金化について知っておくべき罠
クレジットカード現金化には大きな2つの罠があります。
- 換金率98%はウソ
- 全く安全ではない
これらの2つ罠は、クレジットカード現金化業者の口からは語られません。うまく隠すことで利用してもらおうとしているのです。
知らないと大変なことになるかもしれませんよ。
2-1:換金率98%はウソ
クレジットカード現金化業者の公式サイトにはこんな表記があります。
- 換金率98%
- 創業20年で安心
- 5分で振込完了
これらの表記は、ほとんどウソであることが発覚しました。
換金率98%は、業者が赤字になるのでまず不可能です。業者はカード加盟店として5%以上の手数料を支払っています。
上記のような記載は絶対に信じてはいけません。
2-2:全く安全ではない
クレジットカード現金化業者は「安全だ」とか「安心だ」という文言で誘惑してきますが本当にそうでしょうか?
結論、全く安全ではないです。
クレジットカード現金化業者は、利用者に対してリスクを全く説明しません。なぜなら、カード決済してもらうだけで儲かるからです。
現金化業者としては、利用者がその後どうなろうと知ったこっちゃないのです。そのため、消費者問題の相談先である「国民生活センター」には、クレジットカード現金化に関する相談が、年間600件以上よせられています。
3:クレジットカード現金化を使ってはいけない3つの理由
怖い話も聞き、業者が仕掛けてくる罠も理解できましたか?
最後に、クレジットカード現金化を使ってはいけない理由をまとめておきます。
- 多重債務が加速する
- グレーゾーンな業界である
- 自己破産できなくなる
利用した場合、自分の人生を大きく変えてしまう可能性だって十分にかんがえられますよ。
3-1:多重債務が加速する
クレジットカード現金化の取引は絶対に損します。
10,000円の決済をしても、7,000円程度しか現金は手に入らないでしょう。しかもこの10,000円は1ヶ月後には、カード会社に支払う必要があります。
この換金率の低さと、支払いスパンの短さは、あなたの多重債務を加速させるだけです。その場しのぎで現金を手に入れても、最終的には支払いできなくなることは目に見えています。
よって、クレジットカード現金化を利用するよりも、債務整理をしたほうがいいかもしれません。
3-2:グレーゾーンな業界である
クレジットカード現金化業界はグレーソーンです。過去には業者が逮捕されたこともあります。
営業形態やサービス内容によっては、違法と判断されることもあるサービスであることは知っておきましょう。
3-3:自己破産できなくなる
クレジットカード現金化で作った借金は、基本的に自己破産で帳消しにできません。これは「破産法」という法律に記載されています。
最終的には裁判官の判断にはなりますが、自己破産できないのは大きなリスクといえるでしょう。
まとめ
クレジットカード現金化は怖いサービスで間違いないです。
消費者金融を使える人はそちらを使い、使えない人は債務整理を視野に入れましょう。