「携帯キャリア決済現金化に詐欺があるって本当かな…」
「詐欺には会いたくないしどうしよう…」
正直な話をすると、詐欺があったという話は本当です。
この記事では、携帯キャリア決済現金化時に起こる詐欺の手口や悪質詐欺サイトの特徴を紹介しています。
詐欺を防ぐための対策もお伝えしますので是非最後までお付き合いください。
Contents
1:携帯キャリア決済現金化で起こる詐欺の手口3選
携帯キャリア決済を現金化するとき、現金化専門業者やギフト券買取サイトを利用するのが一般的です。
これらのサイトのなかには、利用者をだますことを目的とした詐欺サイトも存在しています。2019年現在では悪質詐欺サイトは減ったものの依然と被害はなくなっていません。
まず、この章では実際に合った詐欺の手口を3つ紹介します。
- 利用規約に小さく不利な条件が書いてある
- 謎の手数料で換金率を下げられる
- 現金の入金がなくサイトが消える
詐欺の手口を知っておけば被害を未然に防げるかもしれません。
1-1:利用規約に小さく不利な条件が書いてある
悪質なサイトの利用規約には、利用者が不利になるような条件が書かれています。
例えば、公式サイトのトップには「換金率97%」と書いておいて、利用規約には下記のように記しているのです。
- 換金率97%は5回目の利用時のみ
- 97%はギフト券が10枚以上の場合で額面が最小のギフト券のみ
- 携帯キャリアが○○で、□□□を所持している場合のみ
このようなケースでは、最高換金率の97%が適応されないと25%~50%の異常に低い換金率で取り扱われてしまいます。
1-2:謎の手数料で換金率を下げられる
携帯キャリア決済現金化のサイトには換金率が記載されています。
記載された換金率で取引できるのかなと思って申し込むと、現金振込時には謎の手数料が差し引かれているという手口です。
例えば、「消費税10%」や「事務手数料10%」「決済手数料5%」などが、後付けて差し引かれます。
事前に伝えてくれるサイトなら問題ないのですが、問題なのは現金を振り込んでから後付けで手数料を差し引くという点です。このようなこともあるため必要になる手数料は事前に確認しておくと良いでしょう。
1-3:現金の入金がなくサイトが消える
最も悪質なのは、購入した電子ギフト券(amazonギフト券やiTunesカード)の番号だけ盗まれて、サイトが消えてしまう手口です。
そもそもギフト券の買取や携帯キャリア決済の現金化を行うつもりはなく、詐欺によってギフト券一定数だまし取れば闇の中に消えてしまいます。
利用者に現金が振り込まれることはなく、私たちはただ翌月の携帯キャリア決済料金を支払わなければなりません。
2:携帯キャリア決済悪質詐欺サイト2つの特徴
携帯キャリア決済の詐欺サイトを判別するにはどうしたらいいでしょう。
実は悪質サイトには共通して2つの特徴があります。
- 換金率が異様に高い
- サイト設計が簡素
サイトを見てこれらの特徴が見受けられたら、直ちに利用を中断しましょう。詐欺サイトの可能性が高いです。
2-1:換金率が異様に高い
まず1つ目の特徴は、サイトに書いてある換金率が異様に高いことです。
詐欺サイトは異様に高い換金率を提示して利用者を誘惑してきます。得したいという人間の心理を利用した、一般的な詐欺と同じ手法ですね。
携帯キャリア決済現金化業者の換金率相場は60%~70%なので、換金率98%などは絶対にありえません。うまい話には絶対に裏があるのです。
よって、下記を基準にして詐欺サイトを判別してください。
携帯キャリア決済現金化業者→90%以上だと危険
電子ギフト券買取サイト→95%以上だと危険
2-2:サイト設計が簡素
2つ目の特徴は、サイトの作りが簡単であることです。
詐欺サイトは長期間の運営を視野に入れていないため、ウェブサイトに力を入れません。なぜなら、一定数儲かればサイトを消して逃亡してしまうからです。
よって、簡単に作れそうな雑なサイトには申し込みしないようにしましょう。
3:詐欺を防ぐために今すぐできる3つの対策
詐欺サイトが潜んでいる携帯キャリア決済現金化は利用しないのがベストです。
しかし、リスクを承知で現金化したい人もいるでしょう。
そんな人のために、業者の詐欺を防ぐためにできる対策を紹介します。
- 所在地を確認する
- 物的証拠を残す
- 検索しても出てこないサイトを使わない
どれも簡単にできるので実践してみてください。
3-1:所在地を確認する
最も簡単にできるのは運営サイトの所在地確認です。
携帯キャリア決済現金化サイトには、「運営会社」や「運営者情報」のページに住所が記載してあります。しかし詐欺サイトは身元を特定されたくないため下記のような手段を使うのです。
- 住所が記載されていない
- 住所が省略されている
- 住所に虚偽がある
例えばGoogleMapで記載の住所を検索してみると簡単に分かります。建物ではなく広域が表示されれば悪質なサイトである可能性があるので利用しないようにしましょう。
3-2:検索しても出てこないサイトを使わない
詐欺サイトはYahooやGoogleでサイト名を検索しても表示されないことが多いです。
よって、使おうと思った携帯キャリア決済現金化のサイト名を検索してみると良いでしょう。おそらく一般的なサイトであれば、公式サイトも検索結果に表示され、口コミもいくつか出てきます。
詐欺サイトは、検索広告や匿名掲示板上での自作自演で客をおびき寄せてくるケースが多いです。よって、匿名掲示板などで勧められたれたサイトはそもそも利用しないようにするのも重要でしょう。
3-3:物的証拠を残す
最後は利用時の対策方法です。
どれだけ対策を講じても詐欺にあってしまうことは十分に考えられます。そのため詐欺被害に合ったあとに、警察や消費者センターに駆け込めるよう、物的証拠を残しておくと良いでしょう。
例えば次のようなものです。
- 携帯キャリア決済現金化業者との電話内容を録音
- 電話番号や住所のメモ
- 取引のメール内容
すこしハードルは上がりますが、電話の内容を録音しておくと間違いありません。なぜなら詐欺サイトは、電話口でうまく顧客を騙そうとしてくるからです。
まとめ
携帯キャリア決済現金化の現金化専門サイトでは詐欺が起こる可能性があります。
今回紹介した詐欺サイトに共通する2つの特徴。
- 換金率が異様に高い
- サイト設計が簡素
そして3つの対策方法を使って騙されないように注意してください。
- 所在地を確認する
- 物的証拠を残す
- 検索しても出てこないサイトを使わない
最後にはなりますが、いちばん良いのは携帯キャリア決済を現金化しないことです。